タイでロングステイをするにはある程度の準備は必要です
タイは海外ですので、タイで新生活のスタートを切る前に日本である程度、ロングステイの準備は済ませておきましょう。
タイへロングステイをする場合、タイへの転出届をだすかどうか悩むことだろう。もし今住んでいる市区町村に転出届をだしたのなら、住民税は翌年の6月以降より納税義務がなくなります。
もし家を所有している場合、転出届を出しても固定資産税は納めなくてはならないので注意が必要です。
また転出届を出すということは住民票が無くなりますので、必然的に国民健康保険がなくなります。
もちろん一度抜いた住民票は簡単にもとに戻すことができますが、メリットやデメリットをよく考えてから転出届をだすことをお勧めします。
タイでロングステイが決まったのなら郵便局へ届出をする必要があります。
指定先へは1年間転送してくれるので、実家や友人に郵便物の保管をお願いしたほうが良いです。
ただし海外への郵便物の転送はやらないのでくれぐれも注意が必要だ。
タイでロングステイが決定したのなら、早めに電気、水道、ガス、電話そしてインターネット等の解約届をしておこう。
ただ、電話を休止してしまう場合、今まで使用していた電話番号は利用できなくなってしまうので、気を付けよう。
転出届を提出、すなわち住民票を抜いた場合は国民年金の加入対象外になってしまいますので、注意が必要です。
どうしても国民年金に加入したい場合は任意加入ができます。
また任意加入しない場合には海外在住期間は合算対象期間として老齢基礎年金を受給するための資格期間に算入されますが、受給する年金額には反映されません。
住民票を抜いてしまった場合、国民健康保険の被保険者ではなくなりますので、必要な方は民間の医療保険に加入することになります。
住民票を抜いていない場合は国民健康保険加入者がタイで高額な治療を受けた際に海外療養費支給制度を利用することができますので、安易に住民票を抜いてしまうとリスクがあります。
住民票を抜くメリットとデメリットを検討しましょう!
海外に住んでいる方も、海外にいながら年金を受給するための手続を行うことができます。
手続先は、原則として、
もし海外で年金を受給する場合は交換レートがあまりよくありませんので、やはり海外で年金を受給するメリット、デメリットをよく考えたほうが得策です。
タイでロングステイをする場合にも日本の銀行口座の自動引き落としやクレジットを利用した場合引き落としの問題もあるのでできれば多めの預金をしておこう。
日本の免許証の更新をうっかり忘れたまま、タイへロングステイをしてしまい戻ったら免許証が失効していた。
といったうっかりミスはしないように更新日を確認しておきましょう。
またタイで自動車やバイクを運転する場合やタイの自動車免許を取得したい場合もあると思いますので、できればタイでロングステイをする前にお住まいの自動車免許センターで国際免許証を取得しておこう。
手続きは10分くらいで済んでしまうし、手数料も2650円と安いので、手続するメリットは十分にあります。